「相続税っていったい何%くらいの人が払っているんだろう」と思いませんか?
正解は8.5%です。
多いと思われますか?少なく感じましたか?
昨年末に国税庁から発表されたデータによると、平成30年の年間死亡者数は約136万人。
そのうち相続税の申告があった方は15万人弱だそうです。
実は、相続税を申告しなければならないからといって、必ず相続税がかかるわけではありません。15万人のうち3万3千人の方は相続税が0円の申告をしています。
なぜ相続税が0円でも申告をしなければいけないのでしょうか?
相続税の申告をしなければならないかどうかは、相続財産の「課税価格」が「相続税の基礎控除」を超えるかどうかで判断します。
相続税には、「配偶者の税額軽減」や「小規模宅地の特例」など税負担を軽減する様々な特例や控除があります。
これらの特例を使うと相続税がゼロになる場合もあるのですが、特例を使うためには相続税申告が必要になってきます。(必ずしもすべての特例や控除に申告が必要なわけではありません。)
特例は使うための要件などが難しい場合もあるので、ご心配な方はI&I STORIES-相続終活相談デスク-までご相談ください。